多摩LAWクラブさんからお誘いを受けて
東京地方裁判所立川支部の「裁判傍聴会」に参加。
昨年4月に八王子から移転してきて初めて足を踏み入れたし
そもそも刑事裁判の傍聴も初めて。
傍聴した法廷の事件は横領で、どうやら前回の起訴状朗読の段階で
被告人はおおむね認めていたのが、今日は一転、思い違いだと否認し、
予定していた冒頭陳述に入れなかった様子。
証拠請求に対しても不同意部分の整合性が無かったりで
弁護側の準備不足はあきらかで
司法修習生２名を従えた検察官のイライラ感は伝わってきた。
興味深かったのは、被告人が法廷に入る際に手錠されていたこと。
拘置所からというならわかるが
おそらくこの程度の事件なら保釈中と思われ
裁判所のなかにきっと普通の玄関とは別に「被告人受付」みたいのがあるのだろうが
ふつーにモノレール乗ってやってきたヒトが
いきなりその専用玄関からは手錠ってなんかヘンな気がする。
傍聴後、立川支部では一番広い１０１号法廷で職員より説明を受けた。
裁判員用の席にも座らせていただいたのはいい体験だった。
各席設置のモニターは便利ではあるが、
露骨な画像映し出させられることもあるかと思うとなかなか厳しいものもある。
